お人形さんごっこの記憶
こんにちは。ベランダのミニマーガレットが元気に咲いています。ついつい編みぐるみ猫ちゃんで遊びたくなります。
* 編みぐるみ バレリーナ猫ちゃん
あ
ショップにいってもお人形をみると思わず手に取って触りたくなるし、ドレスの縫い方をみてみたくなる・・そして着せ替えお洋服をつくったり、居場所を変えてみたり、いろいろ遊びたくなります。この年になっても、です。
幼少期、大きなミルク飲み人形をいつも抱っこしていました。たぶん30センチくらいあったかなあ、長いまつげの瞳がパチクリと開いたり閉じたりします。盆踊りの夜店で、「だっこちゃん人形がほしい~ほしいよ~」と泣いてすがって買ってもらいました。右腕にはさんで、ルンルンでした。
小学生中学年になると、タミーちゃんとパピーちやん。姉や近所の友達と「お人形ごっこしよ~」と遊びました。母は技芸女学校を出ているので、洋裁はプロ級で素敵なドレスをあっというまに縫ってくれました、まるで魔法使いのように・・!
フリフリのワンピースにはパイピングもしてありました。私も真似して作ってみるのですが、母のように上手くいきませんでした。母のスゴ腕は86歳の今も健在です。
タミーちゃんは、足長グラマーで金髪、ちょっとセクシーで、パピーちゃんは可愛くて乙女チックな感じだったかな。洋服を着せ替えたり,髪をいじったり、とにかく楽しい時間でした。でも、たまに洋服がなくなることがありました、友達がちゃっかり盗んで持ち帰ってしまうのです。わかっていても、返して!とはいわなかったような気がします。昭和のゆるやかさでしょうか。
バービーちゃん、リカちゃん人形も流行りました。バービーはタミーちゃんと同じくらいからありましたが、グラマーさが変にリアル感あって欲しいとは思いませんでした。お人形は、中途半端なリアルよりも、徹底して夢が見られるほうがいいな、と今でも思っています。
リカちゃんはそれほど好きでありませんでした、こじんまり可愛くまとまりすぎている感じがして・・。リカちゃんファミリーも興味が湧きませんでした、絵にかいたような家族を押し付けられているようで・・・。性格ヒネクレテルノカナ?
私のお人形さんごっこは、この辺で卒業、中学校に入ると勉強と部活の日々でした。それでも、裁縫や編み物をする母の背中を見ながら、布切れや毛糸、ボタンをいじくったり、作り方を教えてもらったり、技を盗んだり(笑)していました。お菓子の大きな缶にボタンがたくさんはいっていて宝石みたいで、ジャラジャラかき回して遊ぶのも楽しかった!
たぶんそんなわけで、今でも色とりどりの布や毛糸をみると、「わあ~~~!」とときめいて興奮してしまい、何か作りたくなってしまいます。母の影響もとても大きいんですね。でも残念なことに、私は人間が着る洋服はあまり作れなくて、せいぜいパジャマのズボン数枚です。お人形のお洋服とか小物をつくるほうが好きみたいです。
そんな私なんですが、昨日は余り糸を使って、編みぐるみバレリーナ猫ちゃんの衣替え、夏に向けて涼しそうなミニスカートを編んでみました。
*レースの小花をたくさん編んで・・・
*足、意外と長いんだニャン♡
今度はドレス編み編みにはまってしまいそうな・・。
PS.・・・私のタミーちゃんやパピーちゃんはどこにいってしまったのかなあ?
若い時は忘れていて気にもとめなかったけど、今更ですが、残しておいてほしかったなあ・・と思う今日この頃です。では、また♡♡